「空海と密教美術展」の混雑ぶり。 [アート]

kukai_R.jpg土曜日「空海と密教美術展」に行ってきました。上野の国立博物館です。相変わらずこの手の企画は高齢者に圧倒的な人気がありますね。いつも通り、もの凄い集客力でした。ダ・ビンチの「受胎告知」の時ほどではないですが、まあ凄かったです。

できる限り、まともにみたいのであれば、土日は避けて、平日に行くのがいいと思います。おすすめは金曜日が夜8時まで開館しているので、夕方からラストが狙い目です。

土曜日ということもあり、混むことはある程度は予想していたので、開園30分前に行ってみました。するとすでに列ができていました。老人たちは朝早い!それでも、そんなには人数はいなかったので、問題ないと思ったのですが、実は私たちは当日券を買わないとならなかったのです。つまり列には二つあって前売りを持っている人の列、そして当日券を買う人の列と二つあったわけです。当然前売りを持っている人が有利なわけです。私たちは券を買うまで、券を持つ人に列に並べないわけですから。

私たちが券売機に並んでいる間に、どんどん券を持つ人の列は増えています。でも券売機があくのは9:30です。うーんなんか、悔しい!

しかし9:10に券売機が開きました。すぐに券を買って、券を持つ人の列に並びました。で、そんなこんなしているうちに、9:30となり開館しました。私たちは開館と同時に何とか入ることができました。

ということで、開館と同時に入りたい人は、少なくとも30分前には到着。そして、できれば前売りを入手。基本的に前売りはもう売ってないみたいですが、金券屋にいけば売っています。ですので事前に買うこと。もし前売りがない場合は現金を必ずもっていくこと。カードだと対人の窓口でしかチケットを買えません。対人の方は9:30になるもまで、開かないので、販売機で買える様に必ず現金を忘れずに。

とういことでした、開館と同時に入りましたが、一時間とたたないうちに場内は人で溢れてしまいました。最初の20分くらいが勝負なので、順番にこだわらず、まずじっくりみたい作品を先に見てしまうといいと思います。

さて、見終わって外にでると、多くの人が列で入館を待っていました。入場制限が始まっていました。うーん相変わらず国立博物館の特別展は集客力あるなーと認識しました。

日本は現代アートの人気がなくて、自分的には本当にラッキーです。こんな混まないからね。

自分として印象に残ったのは東寺にある国宝の兜跋毘沙門天立像、プロポーションがよかったかな。正面からみると綺麗なプロポーションなんだけど、横からみると下腹がポッコリ出ているんですよね。そして足元に地天女と2匹の小鬼がいるんですが、これがまたユーモラスでグット。

両界曼荼羅図(血曼荼羅)も色があせてしまって、肉眼でみるにはかなり薄くなっているのですが、それでもその精緻と対照的な作品の巨大さが相まって迫力がありましたね。

それから五大明王像も結構好きかな。

9月25日までなので、興味があればお早めに!

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