大飯原発再稼動! [雑記]

昨夜、大飯原発が再稼動した。

再稼動直前、大飯原発周辺、そして国会議事堂周辺でデモが行われた。国会議事堂周辺では警察発表で2万人の人が集まったという。主催者発表だと10万とも言われている。

しかし、その報道は巨人の原のスキャンダルと同じくらい、あっさりとした報道だった。今朝にいたってはほどんどが地井武男の死去の話題に多くの時間をさいていたように見えた。

残念だが、国はデモには全く関心がないらしい。政治家はこのまま熱が冷めるのを待つつもりのようだ。

大飯がフル稼働し、時間が立てば、二番目、三番目は動かすのは簡単だ。もう大飯の前例があるのだから。

以前から、原発再稼動の問題には注目していた。

テレビや新聞の報道で、原発の動く動かないの問題は電力供給や電力会社の利権の問題だと思っていた。ここまで安全を無視してでも原発を動かそうとする政治家の考えが理解できず、馬鹿なのかと本気で思ったこともあった。

でも、ここでもう一つの理由が見えた気がした。

これはあくまで、私個人の推察なので、なんの根拠もない。

それを前提として書くと、恐らく一番の理由は核の保有の問題じゃないかと思うのだ。

電力が足りないとか、電力会社のあり方とかそういうことは煙幕で本質は核保有なんじゃないかと思うのである。

この辺りの話題が全く出てこないことからも、余計にそう思ってしまう。

つまり、原発がなくなると合法的に日本が核を保有することができなくなる。さらに核の開発も原子力という平和開発の下でなら可能であるが、そうでなければできなくなってしまう。

インドや中国などの周囲の国が核を保有するなか、日本が核を持たないことは、外交上不利になると考える人がいるのだろう。

原子力発電の開発に絡んだ形で核の開発であっても、それを軍事利用するのは簡単だと思う。

そこがミソなんじゃないかと思うのである。

とにかく、日本がどうしても核を保有しなければならない理由があり、それを支持する人が政府に多くいるのではないだろうか。

もちろん、こんなことは公然とは発表できない。建前では核爆弾は保有していないことにしたい、でも核の力はいつでも使える状態にしたいということだろう。

だとするならば、私たちが節電するとか、電力会社はもっと情報を開示しろだとか、そういった論点では全くの見当外れだということになる。

恐らく、政府の人はそんな世の中のやり取りを遠くで他人事のように見ているだけなのだろう。

どうでもいいことをつっこまれても気にもならないだろうから。

なーんてことを考える今日この頃でした。考えすぎですかね(笑)



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