第2回 大阪マラソン2012! その2 [マラソン]
スタート位置についたのが8:20分くらいでした。40分くらい待ちました。寒かったですね。自分はビニール袋をかぶっていました。
でも、8:40くらいから日が出てきて、ようやく気温が上がり始めました。手袋をしてたんですけど、いらなかったかなとこの時思いました。
寒さもあってみんな我慢しきれず立ちションしてました(笑)
8:55分に車椅子の人たちが号砲とともにスタートしました。このレースにはなんとパラピンピック日本代表の土田和歌子さんが出場していました。自分の位置からでは全然みることはできなかったんですが、とても好きな選手なので、何か勇気をもらいました。
結果、女子で優勝したんですよね。凄い!
9時にいよいよフルマラソンがスタートしました。今回は自分自身に集中しました。トレーニングが充分ではなかったので、とにかく自分の微妙な変化を感じつつ、うまく走るしかないと思っていました。イケイケは絶対駄目だと言い聞かせていました。
4月のウルトラ以来のレースしかも、ぶっつけでフル。ウルトラ以降、ロングは練習ですらしていませんでした。
つまり、足を叩いてない。足ができていないわけです。
ということで、絶対に安定したペースで抑えていくレースにしようと思いました、勝負は後半。この展開ができれば、そこそこいけるかもとは思っていました。
大阪のコースはもちろん初めて、そして東京人の私には全く知らない道。しかし一応コース図で展開は考えてありました。
大阪のコースはスタートから、やや登りがあり、そして一気に下ります。それから、大きな登りを登って5キロを過ぎてからはフラットになります。そして最後36キロあたりに、また大きな登りがあります。
なので、前半はこの登りを終えるまでは、しっかり抑えていき、登りを終えたところでペースを上げていこうと決めていました。そしてペースを作ったら、そのまま、最後の登りまでいき、最後の登りを終えて余力があればあとはイケイケでいこうと考えていました。
レースはいつになく、予定通りに展開を作れました。冷静でした。多分、練習が充分でないという不安が慎重にさせたんだと思います。
さらに、大阪のコースがよかった。今まで自分が走ったフルのコースの中で一番楽でした。いいコースだと思います。市民マラソンにふさわしいと思います。
肝になるのが、5キロまでにある登りと、36キロ過ぎの登りなんですが、それも東京の佃大橋に比べると小さく、また、それ以外のコースはフラットというより、軽く下っているところが多く。自分の印象ではいつも下りを走っているような感じでした。
正直、下りは苦手なんですが、わずかな下りなんで、楽に足が動きました。
スタート直後は大混雑です。2キロくらい行くと道が広くなるんですが、それまではどうにもなりませんでした。自分はBフロックでした。前にはAブロックしかいないのですが、Aブロックは殆どが陸連登録の人でしたね。
陸連登録の人はタイム関係なくAブロックだったんでしょうかね。とにかく、Aブロックなのに、物凄いペースが遅い人が一杯いて、それが壁になって、どうにも動けませんでした。
Aブロックの本当のランナーたちは最前列にいて、スタートとともに消えていき、その後に陸連登録なんだけど、物凄い遅い人が残っていて、その後にBブロックが続くって感じでした。
Bブロックの人はかなり苦戦してましたね。
自分も5キロの登り越えるまでは抑えていくつもりでしたが、あまりにも遅すぎて、人混みを縫うようにして適当に前に前に行くようにしてました。
この、混雑している最中にどこかで、自分の子どもの声が聞こえたんですよ。「がんばって、がんばって」とランナーに声援を送っている声です。沿道に視線を向けると、そこに上さんと子どもが!思い切り上さんの名前を呼びました。しかし、スタート直後の混雑で沿道によることもできず、そのまま流れいきました。でも、その人混みの中一瞬上さんと目が合いました。
さて、道が広くなり、少しバラけてくるとだんだん自分のペースで走れるようになってきました。自分はとりあえず、登りを越えるまでは抑えていきました。
5キロの登りがきました。でもまだレースは始まったばかりで、それほど苦しくは感じませんでしたね。
登りを越えて気持ちペースをあげて、そこからは上げ下げをしないように気を使いながら丁寧に行きました。
とりあえず、ハーフまでは様子見ですね。
その3に続く。
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