2013 板橋Cityマラソン! [マラソン]

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板橋Cityマラソンに参戦してきました。

板橋マラソンはもともとは荒川市民マラソンという大会で1998年から開催されていました。2011年の大会から板橋Cityマラソンと改名しました。

しかし、荒川市民マラソンとしての最後の2010年の大会と板橋Cityマラソンとしての初めての2011年大会は開催されませんでした。

2010年は強風のため中止、2011は震災の影響のためこれも中止となり、2シーズン連続で開催されなかったというエピソードのある大会です。

なお、大会への参加費は多くの参加者が義援金として被災地に送って欲しいという申し出などがあり、大会開催までの経費を差し引いて残った金額を寄付し、またエイドステーションで提供する予定だったミネラルウォーターを被災地に送ったそうです。

東京マラソンよりもずっと前から、都内でおこなわれる数少ないフルマラソンの大会として人気があります。 

ということで、今回はひさしぶりのビック!?な大会を走ってきました。

東京マラソン、大阪マラソンが約3万人規模で湘南国際マラソンが2万人規模。板橋Cityマラソンはそれには及ばないものの、それでも1万人以上の参加者が集まってきます。

新宿から埼京線に乗って浮間舟渡駅まで行ったんですが、新宿の埼京線のホームはランナー一色でした。大阪マラソン以来の賑わいに少々驚きました。

会場には7:30くらいにつきました。いつもなら二時間前くらいにいくのですが、近いと油断しちゃいますね。

かなりの人数が参加するので、これはトイレや荷物、その他いろいろと手間どりそうだなと不安を感じつつ、急いで朝食のバナナ、おにぎりを食べました。

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その間にも続々と人が来ます。

今まで、荒川周辺のレースには何度も出ていますが、荒川でこれだけ人が集まったのは、谷川ハーフで見た時くらいじゃないでしょうか。

1月に出た、「新春」東京喜多(北)マラソン大会!もフルマラソンの大会で会場の位置が違うだけで同じ荒川ですが、あっちは1000人くらいの参加者でした。

大規模な大会でしたが、さすが開催10回以上の大会とあって見事に運営してました。

トイレばっちりです。充分な数が確保されていました。これくらいトイレが設置されてる大会はあまりないかもしれません。

もちろん、レース直前はそれなりに混みますが、それにしてもトイレの数は合格点以上でした!

さらに荷物預けです。これは途中一瞬混雑したときもありましたが、すぐに解消されスムーズに荷物を預けることができました。

荷物はテント内に末尾番号で区切られた置き場があってそこに各自でおいていく方式。入り口でゼッケンをチェックされて入ります。

レースが終わった後は荷物を取って、出口で荷物の番号とゼッケンをチェックされる感じ、これもスムーズでした。

ですので、ドキドキすることなくスタート位置につくことができました。

荷物を預ける列で出走時間を気にしながらドキドキしたり、トイレで並びながらドキドキしたりするのはあまりしたくないですよね。

大会運営力は凄いと思いました!

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さてレースです。

コースは浮間舟渡駅から10分くらいの場所にある荒川沿いに設置された会場からスタートして、川沿いの遊歩道を南東に向かって走ります。荒川大橋のあたりが中間点となり、そこを折り返して再び会場に戻ってゴールというレイアウトになっています。

そうですね、荒川で行われている大会のコースを全部走っていく感じですかね。なので、大会の参加は初めてでしたがコースの部分部分で、「ここはあの大会で走ったな」という感じで、コースのほとんどを過去に走った経験がありました。

そんなわけで新鮮味はあまりなかったかな。それに毎回言っていますが、荒川の大会はどこも景色が似たような感じで何処を走ってもあまり変わり映えしないんですよね。

しかしながら、今回は風もなく3月で気温も暖かく、しかもすでに桜が咲いていたので、コース上のいくつかのエリアでは桜をみることができました。

そして荒川名物スカイツリーもコースの途中で見ることができました。

天候のコンディションは悪くありませんでした。しかし自分のコンディションがあまりよくなかったようです。何かレースに集中できませんでした。

その結果、胸に擦れないようにいつも絆創膏を張っているのですが、今回それを忘れました。気がついたのがスタート直前。

というような感じでスタート。

東京で荒川沿いのレースが多いのは遊歩道をコースにできるからだと思います。つまり交通規制の問題がないからだと思います。歩行者と自転車のための道を使うため、車を通行止めにする必要がないので開催しやすいのだと思います。

しかし、遊歩道のため道幅は決して広くありません。東京マラソンは靖国通りを通行止めにしてそこを走るわけで道幅だけでも荒川のレースとは比べものになりません。

当然キャパがないんですよね。

ということで、今回も赤羽ハーフの時のように激混みでした。荒川に1万人はもう限界だと思いますね。これ以上は参加者を増やさないほうがいいと思います。とにかくいっくら走ってもバラけない。過密状態で8キロ9キロくらいはいきましたね。

いつものように陸連登録している人がタイム関係なく全員一段前にいるんですが、陸連登録していてもタイムがえらく遅い人が一杯いるんですよね。

その人たちが動く障害物となって流れを阻害するんですよね。これは本当に何とかしたほうがいいです。

どんなに遅い人でも陸連登録してある人は一般ランナーより早くスタートさせるなら、もう陸連登録の人だけ10分早くスタートとかさせたらいいんじゃないでしょうか?

とにかく過密でスタートするのでペースが作れません。そういうことから、記録とかを狙うならこの大会はさけるべきだと思います。

凄いのろのろペースの中で最初の5キロくらいが流れいきました。今回はなんかいまいち集中力が高まらずテンションがあがらず、そしてこの過密状態。なんか最悪な感じでした。ペースが遅すぎたせいか、やる気のないせいか。スタートしてから足が重くて両脛に張りが出たりして、もう何か気分がどんどん落ちて行きました。

10キロを過ぎる頃から過密状態が「混んでるな」程度に変わり、少しづつ動けるようになりました。最初の5キロはなんと25分オーバーでした。それから10キロすぎるまではつまってのろのろペースなったかと思えば流れて突然ペースがあがったりと不安定な流れで、かなり消耗させられました。

それでも、あまり気にもせず成り行きで走っていました。そして20キロ過ぎ。時計をみるとすでに1時間40分でした。「ゲゲゲ!」焦りました。もうすぐ折り返しですが折り返しで1時間45分をすぎちゃいそうでした。さすがに「こりゃ、遅すぎる、酷すぎるわ」とようやく尻に火がつきました(笑)

折り返し手前から気を入れて走り始めました。

後半は前半の消耗がかなり利いてきてつらかったんですが、このままだと大幅に最低記録を更新しそうだったので、とにかく本当に必死で走りました。

なので、どっかで失速するかもしれないと思いつつも押しぎみで走りました。25キロをなんとか通過し、30キロも何とか通過。35キロ地点ではかなりダメージがきていましたがそれでも何とか足が動きました。

とにかく攻めました。

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ただ、後半こうして粘れたのは、やはり52キロのマラニックのおかげだと思います。マラニックのおかげで距離に対する感覚が変わりました。いつもだと、35キロを過ぎてもあと7キロもある!と思っていたのですが、あと7キロしかないのか!と自然に思えるようになっていました。あと7キロしかないから無理してもなんとかなるなって思えたんですよね。

ということで、そのまま40キロを通過して何と無事ゴールしました。

天気以外の条件は凄く悪かったのですが、ネットタイムではギリギリ3.5を切りました。大阪以来ですね。

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ただ最後の35キロから40キロも押していたのにタイムをみると26分台なんですよね。感覚的には25分台はキープしたつもりだったんですが・・・。

35キロからはどうしてもタイムが落ちるんですよね。これを落ちないようにしたいんですけどね。

ということで、ひさびさに無理をしてゴールしたので、ゴール後、珍しく両足がつりました。おまけに翌日筋肉痛になりました。

それから今回は工事のため未舗装の区間が何箇所かあったんです。砕石の上を走ったんですが、結構消耗することを体感することができました。

ロンドン五輪のあの石畳も、地味に選手を消耗させていたんだろうなと思いつつ頑張って走りました。

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都内でアクセスもよく、賑やかで活気のある大会です。大型の大会でありながら運営もしっかりしていておすすめの楽しめる大会だと思います。

ただ、本気で記録を狙うような場合はこの大会はやめたほうがいいと思います。それに今回は風がなかったので気候的に快適でしたが、もし風が吹くと荒川のコースは障害物がないためモロに風の影響を受けます。

なので、天候次第では最悪のレースになることもあります。また景色が単調なのでそれも人によっては×かもしれませんね。

来週は多摩ロードレースで10キロにエントリーしています。

そしてチャンレンジ富士五湖100キロで今シーズンを締める予定です。

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今回の装備
靴:フリークスジャパン(asics)
頭:なし
腕:なし
手:手袋
胴:Tシャツ、fintrackのノースリーブ(擦れ防止に下に着用)
腰:ウエストバック小(SAVAS、shotz 各一個)
脚:短パン、ナイキのスパッツ(カリブ丈)


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