パロマレス米軍機墜落事故 [雑記]

パロマレス米軍機墜落事故って知ってますか?

1966年に米軍機がスペイン上空で空中給油中に衝突し墜落した事故。これによりスペインのパロマレスに水爆が4個落下したという事件のおまけつき。米軍機は水爆を輸送していたんですね。

4個のうち3個がパロマレス近くに落下して、一個は海中に沈んだそうです。地上に落ちたものの二つからウランとプルトニウムが飛散して、2平方キロの土地が汚染されました。

そして、それから約45年もたったわけですが、現在でも、30ヘクタールの5万立方メートルに500gのプルトニウムが残っているそうな。東京ドームの建物が33000㎡だから、約11個分くらいの広さが汚染されていて、政府は41ヘクタールを鉄柵で囲って立ち入り禁止にしている。

その中は全く何もない荒野になっていた。人はもちろん住むことはできない。

この事故のことは全く知らなかった。それも当たり前で自分が生まれる前のことだからだ。それに当時は冷戦の真っ最中で、アメリカはこのことが大きく知れることを恐れたそうです。ヨーロッパなどが自国の上空を米軍機が飛ぶことを許可しなくなる困ってしまうからだそうだ。

おそらく日本のマスコミでもほとんど報道されなかったんじゃないだろうか。アメリカの不利益になる報道をするとは思えないし、日本が直接関係してないからね。スペインなんて遠い国の話だろうしね。

一応、こういうのって忘れてしまうので、特にパロマレスなんて忘れて出てこなくなってしまうので、自分の備忘録としてメモ。

45年たっても、まだ人が住めない。未だにその事故は地元パロマレスの人を悩ましている。フクシマはそうならないと誰が保証してくれるのだろう。

そして日本がそうならないと誰が保証してくれるのだろう。






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