世田谷で見つかったホットスポット。 [雑記]

福島で”起こった”原発の事故。とすでに過去形にして、例によって過ぎ去った事実にしようとするマスコミたち。でも福島の事故は未だ終息していない。つまり福島で起こっている事故、現在進行形なのである。勿論下り坂にはなっているのかもしれない。しかし完全に終わった事故じゃない。現場はまだ解決にいたっていない。

福島の米の出荷が全面OKになったと同じくして、世田谷区のある区道で1時間当たり最大で2.7マイクロシーベルトという高い放射線量が検出された。

世田谷区はすぐに除染にとりかかった。しかし線量が下がらないという。

さらに、横浜港北区ではストロンチウムが検出された。

これらの事実は凄いことなのに、時間の経過とマスコミの力って凄いです。ニュースで当たり前のように報道、他のニュースと並列にすることにより、大したことないって感じで国民に伝わっています。

人の心理ですよね。

報道しなければ、隠したことになり、大したことじゃなかったとしても重要なんだと危機感が広がります。ことさら強調し何度も報道すれば人々の深層心理に強く刷り込まれます。原発が爆発した当初、マスコミはしきりに「安全です」と壊れた蓄音機のように繰り返していたあれです。

そして、今度は普通に流すわけです。ひったりくりや、日常のニュースと一緒に報道するわけです。多くの人が驚きつつでも、「大丈夫だろ」ってなんの根拠もなく聞き流しちゃうわけです。慣らされちゃったわけです。

普通に考えても、素人が考えても、世田谷に、或いは東京にたった一箇所のホットスポットとは思わないでしょう。もっと多くのホットスポットがあるはずです。

あきれちゃうのは、世田谷の件も横浜の件も市民の通報によりあきらかになったと言うことです。行政はベストをつくて市民の安全は守りません。最低限のことしてかやりません。できるだけ手間をかけないように、予算をかけないように、ミニマムでしか動きません。頑張ってやって他にもホットスポット見つけちゃったら、対策が大変になるし、市民対応も大変です。だからやりたくない。

政治家や役人が機能しないのに、高い税金払って雇っている。こんなお金をドブに捨てるようなことを、笑顔でやっている日本人って本当に特殊な国民なんだと思ってしまう。これだけユニークだと、諸外国も付き合いにくいだろうな。
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